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誘われて

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カフェでのライブに行ってきた。
入れ替え制の2ステージだったので、2ステージ目を観ることに。
ライブをやるカフェとしては、狭すぎず広すぎず。
カフェでのライブと言っても、ヴォーカル、ギター、キーボード、アルトサックス、ベース、ドラムというバンド構成。
ワインとチーズの盛り合わせ、ピクルスの盛り合わせを注文していざ観戦。

演奏はプロなので当然上手い。
上手く演奏出来るかどうか・・・というところで頑張っているのとは次元が違うわけで、上手いことが前提で、その上で内容が問われる。
緊張するとか、お客さんにノリがないとか、全く関係なし。
観に行ったカフェでは外人さんのお客さんも多くて、座っているだけじゃなく、演奏中も大声で喋りまくっているような状態。
でも、バンドは動じることなくサラッと演奏開始。
各パートの出音もバンド全体のバランスもかなり良い感じ。キックの音が僕の好みよりは固めだったこと以外は、気になる点もなく、ちゃんと音楽として楽しめるサウンド。

曲としてはソウルのスタンダード的な曲のカバーが中心だったけど、アレンジが良かったので素直に楽しめた。アレンジにもやはりプロを感じたなぁ。
アマチュアのソウルの曲のカバーは厳しい感じのものが多いから、余計にそう感じたのかもしれない。

自分がベース弾きということもあり、どうしてもベースに耳が行ってしまうんだけど、素晴らしい音色だった。
使用ベースは僕が注目しているブランドのもの。
柔らかい暖かい音色ながら、アンサンブルに埋もれず、それでいて浮いてしまうことのない音。
演奏的には、シンプルかつツボを押さえた演奏ながら、さりげなく個性の主張もあって楽しめた。

気持ちの良い演奏とワインで、僕はいつものライブ観戦のようについウトウト(笑)
僕のライブ観戦中のウトウトは、退屈な場合と気持ち良い場合とがあるが、今回は明らかに後者だった。

ライブのチャージ料は1,000円だったんだけど、それが申し訳なく感じるくらい充実した内容だった。
気持ち良くライブを観たんだけど、ちょっぴり悔しい気もした。
あんな音色でベース弾きたいなぁ〜。あれくらい上手くなりたいなぁ〜と。

ライブが終わってからベースの方を少しお話する機会があったが、気さくな方で好感度高い感じ。
そして「オレめちゃ練習してますよ」感が全くないところが何ともプロらしい(笑)。
そんなところも含めて、色々と勉強させてもらったなぁ。
基本的には良い音楽、美味しいお酒で、気持ち良く酔っぱらっただけなんだど。

ライブが終わって、自転車でフラフラ帰りながら、時間を見るとまだ少し早めの時間ということで、気になっていたBARにひとりで行ってみることにした。
平日の遅い時間帯ということもあり、お客さんは僕だけ。
70〜80年代のNew Waveが流れる店ということで、以前から気になってたんだよね〜。

「何が好きなんですか?」と聞かれ、迷わずJAPANとCocteu Twinsの名前を出すと、Cocteu Twinsをアナログ盤でかけてくれた。
うお〜! Cocteu Twinsがアナログ盤で聴けるなんて思ってもみなかったよ。なんという贅沢。
適度に酔っぱらっているせいもあり、めちゃ気持ち良くサウンドを堪能。
他にも僕が知らなかったSPKっていうユニットのレコードもかけてもらったんだけど、結構良かったな。
音楽とは関係ないけど、マイヤーズソーダが500円ってのも良かった(笑)。
今度またゆっくり行ってみよう。

最後は、牛丼屋できっちりカレーうどんと牛丼ミニを食べた。ライブ前にもご飯食べたんだけど・・・。

という感じで、音楽エネルギー溜めまくりの一日だった。こういう時間がやっぱり良いな。
機材に投資するのも大切なんだけど、こういう時間に投資するのも大切だな〜と実感。
ライブハウスで働いていた頃とは違って、今は自分から出向かないとこういう時間は過ごせないから、もっと積極的に動いていかないとな。

では、また〜!

 
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    Buro
    2010.6.5 at 3:30 PM | 返信する »
     

    理想的な一日ですね♪

    CalmdownもCafeでライブって無いのかな?

    しかし…夜中に牛丼とカレーうどん食べても小川さんは何故太らないのか…疑問(o・ω・o)?

     
     
     
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