梅雨は昔から嫌いだったけど、大人になってからより一層嫌いになったかもしれない。
子供の頃は梅雨といっても、気分的に大きな変化はなかったように思うけど、大人になってからはどうもブルーな気分が漂う。
それだけ感性が豊かになったのであればいいけど、雨の日を楽しむという感性は逆に無くなってしまっているような気もするし、どうなんすかね。
若い頃、東京に住む幼なじみが山口へ帰省する途中、京都に住む僕の家へ寄ってくれたんだけど、その時大雨が降っていて、予定を変更して何日か滞在したことがある。
どこかへ出かけるわけでもなく、部屋でずっと将棋をやってたんだけど、それが凄く楽しかった。
ひと晩だけだった雨のせいで滞在予定が延長されるたびに、嬉しくなった。
そんな贅沢な時間の凄し方をもう何年もしていないし、雨が続いてくれることを嬉しく思う感覚も無くなっているような気がする。
そう考えると、若いときに比べて鈍くなっているようにも思えてくる。
僕の部屋は日当たりが悪いから、雨の日には部屋が真っ暗になるっていうことも少しは影響しているのかな。
雨を楽しめた頃はお金が無くて、世の中は携帯電話もPCも普及していない時代だったけど、精神面ではとても豊かだったんじゃないかなとも思う。
今はやるべきことが沢山あって充実してはいるんだけど、ホントに無駄で下らない、一見何の役にも立ってないような時間を過ごすことが出来なくなっているような感じ。
でも、そんな時間こそホントは凄く大切なんじゃないかと、ふと考えてしまったりする。
積極的に動かないと・・・という思いとは真逆な感じだけど(笑)。
では、また〜。
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